不入斗陣所
1568年(永禄11年)家康公は武田信玄と計らい、駿府にいた今川氏真を東西から挟み撃ちにしました。氏真は重臣朝比奈氏の守る掛川城に逃げ込みますが、家康公は天王山砦などで包囲網を構築し攻撃しました。「三河物語」によると家康公は浜松城から出陣し、掛川城が最初に視界に入る不入斗の地に陣を張ったといわれています。当時は、寺院や神社の施設を軍勢の臨時の駐屯地(陣所)とすることが常でしたので、不入斗の陣所は冨士浅間宮であったと思われます。
地域 | 遠州 |
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所在地 | 袋井市国本964 |
電話番号 | 0538-23-9264 |