上ノ郷城跡(かみのごうじょうせき)
上ノ郷鵜殿家の居城。鵜殿氏は三重県南部から移ってきた一族で、今川義元の妹を嫁に迎えるなど今川方の有力武将として蒲郡中心部に勢力を持っていた。
桶狭間の戦いから2年後の永禄5年(1562年)2月、三河統一を目指す家康に攻められ落城。この戦いでは、忍者である服部半蔵が活躍したといわれている。
その後、上ノ郷城には家康の義父である久松俊勝が入城。天正18年(1590年)家康の関東移封に伴い廃城となった。
山頂の主郭からは、蒲郡市街と三河湾が一望できる。
地域 | 東三河 |
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所在地 | 蒲郡市神ノ郷町城山 |
電話番号 | 0533-68-1881 |