三遠南信徹底解剖
【さんえんなんしん】とは、 愛知県三河地方・静岡県遠州地方・長野県南信州地方を総合して呼んでいるエリアのことです。 三遠南信(愛知県三河・静岡県遠州・長野県南信州)と呼ばれる地域は、海辺から塩などの物資を峠を越えて運ばれていた「塩の道」や天竜川の「水運」、また信仰者たちの「秋葉道」などが通り、古くから盛んに人々が交流していた地域です。こうした長い歴史を持つ深い結びつきを、今現在に活発化させようとする動きが始まって20年以上。特にここ10年は三遠南信高規格道路建設などが話題にのぼり、日本列島の中心部でもある「さんえんなんしん」地域がますます注目を浴びてきています。 しかも探っていくと、ここ「さんえんなんしん」には民俗芸能をはじめとした歴史的文化、山や川などの豊かな自然、その中に息づく人々の温かな心が、現代の開発の中に消えてしまうことなく残されている貴重な地域だったのです。こうした自然&文化遺産が残る神秘的な世界を、どうぞごゆっくりご堪能ください。 |